子供のための科学教育ワークショップ

先週の土日は、二人してGEMSアソシエイトワークショップに参加してきました。

GEMSとは、「Great Explorations in Math and Science」の略で、カリフォルニア大学バークレー校にあるローレンスホール科学教育研究所が、長年培ってきた、体験を通した科学・数学教育のためのカリキュラム教材のことなんです。

日本の小学校でも、生活科ができたり、体験学習や理科の実験教室などがさかんになってきましたが、まだまだ現場の人たちが手探りで試行錯誤、教材も玉石混淆といった様子だそうで、全国各地からさまざまな人たちが集まっていました。

私たち建築に携わるものも、公共の建物を設計する時などにワークショップ開き、市民の方たちと共に対話し学びあって空間を作り上げていくことがありますし、子供たちと家をつくるような工作ワークショップをしたりしますが、やはり手探り、試行錯誤な状態です。

ですからぜひ、アメリカで長い経験を積み重ねた「体験と対話の学び」を系統立てて学びたいと思ったのです。

当日は、講義と実践の場が設けられ、実践では実際に、チームで1つ教材を参考にプログラムを作って模擬ワークショップをするというかなりハードな課題。

対象が小学校1年生の、小学校6年生、高校1年生と3つのモデルから選べたのですが、
下の写真は、私が選んだ、小学校1年生のための模擬プログラム「ぼたんとあそぼう!」
です。

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ボタンと紐で、「違いの観察」から「似たもの集めゲーム」そして分類、分別ということを学ぼうというものでしたが、意外や意外、小学生に扮した大人が熱中しています。高学年向けになるとさらに「集合」という概念を導入していく事が出来るのだそうです。

体験を通して対話をし、多様な意見の存在を認めつつ、科学の概念を導入して理解を相対化し深めていく、という非常に合理的でシステムのしっかりした考え方にアメリカらしさを感じました。

もしかしたら、近い将来、建築の空間や、力学、熱の伝導など、それこそ生活に根ざして建築という科学のおもしろさを理解してもらえるようなワークショップができたらいいなあと夢見た二日間でした。

GEMSとはなんぞや?詳しくはこちらへ→HP

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