富岡製糸場

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群馬県富岡市の富岡製糸場の遺構を見学しに行きました。完成は明治5年、殖産興業を旗印につくられた施設の中でも一際早くにできたものです。気合いの程がうかがえますね!日本近代化の遺構として世界遺産の登録を目指しているそうです。

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フランスから招いた技師が建物を設計し、地元の大工さんや職人さんたちが施工しました。140メートルもの長さに及ぶ操糸場や倉庫、レンガの外壁仕上げ、12メートルスパンを架け渡す西洋式木造トラス構造、それらすべてが当時の日本人にとって見たことの無いもので、手探りの工事だったと思います。 それを1年半という短工期で完成させたのですから、大変な熱意で取り組んだのでしょう。

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繭から糸を紡ぐ作業をした繰糸場は、圧巻の空間です。南北のハイサイドライトから入った光が、白く塗装された木造トラスで拡散され、一日中明るい空間です。 当時はまだ電気が無かったので作業は日没まで。 それを出来る限り明るい空間で行うための配慮です。 ぼくたちはアトリウムなどの明るい内部空間に慣れていますが、当時の日本の建物といえば民家や社寺がスタンダードでしたから、この明るさには別世界を見る思いがしたでしょうね。

この屋根、棟に小さな屋根を乗せて(外観写真、屋根のてっぺんにのってます、越屋根と言います)その側面から換気できるようになっています。 その換気窓を内側から開けるために係員が近づけるよう、越屋根の中を歩けるような通路も作ってあります。 よく考えてありますね〜。

新しい技術や生活を実現するために、新しい空間をつくる。 そんな清々しい建築の姿に感動した一日でした。

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