水谷事務所

アートディレクター事務所の新装設計。

東京タワーや六本木ヒルズを間近に望むビルの最上階ですが、全体的に老朽化が目立つ部屋でした。 イベントから広告まで数々の企画を手掛ける所長さんにそこで望まれたのは、多くの人が集まって活動の拠点となる楽しくクリエイティブな雰囲気と、膨大な量の書籍・資料の収納場所でした。

そこで限られた予算の中、一挙両得の手法として、本に囲まれた会議室を提案しました。 お持ちの書籍はアート・デザイン関係の美しいものが多いので、それらをしまい込むのではなく、あえてすべてが見えるように部屋を囲む壁の高さいっぱいに並べました。 その中央に長いテーブルを配した空間からは、打ち合わせの場の緊張感と、クリエイティブな躍動感を同時に感じられ、多くの方々が日々集まる場所になっているようです。

老朽化した床・壁・天井については白く仕上げ直し、目に優しい光の照明を旧式のものに替えて設けましたが、明るく生まれ変わった室内からは、都心の風景が絵画のように美しく眺められるようになりました。

  • 用途:事務所(新装)
  • 所在:東京都港区
  • 延床面積:67.22m2
  • 設計期間:2008.03~2008.04
  • 工事期間:2008.04~2008.05
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