身近なところからはじめる建築保存

51WucveDnML._SL500_AA300_

須川の大学での同級生で、現在千葉大学大学院工学研究科の准教授をされている、頴原 澄子さんが本を出されました。

「身近なところからはじめる建築保存」
と題されたこの本では、建築保存について内外の様々な事例が、専門外の方にも分かり易いことばで紹介されています。

それぞれの事例で、建築の価値を読み解くことに主眼が置かれ、それらの議論は噛み砕いた言葉でとても分かり易いです。 保存は、持ち主、利用者をはじめ多くの人々に建物の価値が共有されてこそ、実現されます。 そのためには個々の建物の価値を、工学や歴史などの専門的議論をふまえ、人々の愛着などを汲み取りながら専門外の一般の方々に丁寧に伝えることが大切なのだな、と実感させられました。

見るからに古い建物を保存することには賛同を得やすいでしょうが、この本では価値がはっきりと認識されていない近現代の建物が主に事例になっています。 その価値を読み解いていて、とても面白いです。

専門や学生の方々はもちろん、専門外の方々にこそ、建築ってこんなに面白いものなんだ!と感じてもらえる本だと思いますので、ぜひおすすめします!!

 

広告

コメントをどうぞ

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中