ログ・ウェーブ

IMG_7304

私たちが三重県松阪市で設計監理を進めてきました、塀の改修「ログ・ウェーブ」が完成しました!

松阪市は戦前の歴史的町並みを残し、木製 の塀や槙垣が落ち着いた街路空間を作っていますので、新たに加わる塀はやはり木製がふさわしいと思いました。 背後の家は四角いデザインのメーカー住宅で すので、それを古い町並みにつなぐモダンな木製塀として、周囲との調和を図りました。

雨にも強いブラジリアンマルニカラという木材の角材を、東大寺正倉院の校倉(あぜくら)造りのように、互い違いに積み重ねると、隙間が空いた塀ができます。 この隙間は、外からの視線を適度に遮りながら、風通しの良い開放的な境界を作ります。
塀の高さが徐々に変わり緩やかな曲線のシルエットを描くので、町並みに対して柔らかい表情を持ちます。 曲線の一番高い部分は家の窓を隠してプライバシーも保っています。

写真-3

写真-2

ひとつながりのログ・ウェーブ(木材の波)が敷地の端から端を覆い、一見どこから入って良いか分からないですが、一部が開いて門扉になります。 このちょっとびっくりが、来客へのおもてなしです。 木材が噛み合っている部分が丁番としても働いているのです。

IMG_7321

敷地内から見た風景。 街が見える開放感が気持ちいいです。 塀がジグザグになっていることで、地震や強風にも安心な強度を持たせています。独特のリズム感も生まれるので、塀に沿って歩くのが楽しくなります。

IMG_7322

木の隙間には同じ木材で作った花台を差し込んで、植木鉢等で玄関先を飾れるようにしています。
単一の材料、同じデザインの繰り返しでクールに見えながら単調にならず、多様な表情で人を招くデザインになりました。

広告

コメントをどうぞ

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中