ログウェーブ

戸建住宅の外構の改修。木製の塀や槙垣に縁取られた落ち着いた街路空間を持つ歴史的町並みに、モダンな木製の塀に囲われたアプローチを加え、周囲との調和を図りました。

雨にも強いブラジリアンマルニカラの角材を、東大寺正倉院の校倉(あぜくら)造りのように、互い違いに積み重ねて作った隙間が空いた塀は、外からの視線を適度に遮りながら、風通しの良い開放的な境界になります。塀は、高さを徐々に変えた緩やかな曲線のシルエットを描いて町並みに柔らかい表情を加え、曲線の一番高い部分は家の窓を隠してプライバシーも保っています。ジグザグの配置は構造強度を確保しながら、独特のリズム感を生み塀に沿って歩くのが楽しくなります。

ひとつながりのログ・ウェーブ(木材の波)の一部が開いて門扉になったり、木材の隙間に棚を挟んで花を飾れるようにしたりと、来客を楽しく迎える演出を加えました。

  • 用途 : 戸建住宅の外構計画
  • 所在 : 三重県松阪市
  • 設計 : 2014
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