三重県立美術館で開催中の「カミノ/クマノ」展で、ミエケンジンカイのメンバーが講師となって小学生向けのワークショップを行いました。
ぼくたちのインスタレーションを敷地に見立て、子供たちのチームに思い思いの建築を作ってもらうというもの。
まずは好きな場所を選びます。大きな切り株の近くが良いかな、、それとも切り株は小さいけど密にある場所が良いかな、、
敷地を丁寧に見ると、特徴の違う色々な場所があることに気づきます。
場所を選んだら、次に何を作ったら面白いかな、、とみんなでスケッチを描きながら、案を練ります。
友達の考えた案を別の子が受けて、さらに面白くする案を提案する、というやりとりを繰り返し、驚くほど活発な意見が交わされました。
案が決まったら、段ボールを使ってかたちにしていきます。
段ボール箱を立てて部屋を作ったり、切り開いて複数をつなぎ大きな空間を囲ったり、どの班も工夫をこらしています。
段ボール箱をどうすれば安定して立つか、ビニールテープをどうすれば上手に切れるか、など試行錯誤しながらみんなで協力して作りました。
やった!完成です。
最後に、各班が自分たちの作品をどのようなテーマで作ったか紹介しました。
どの班も大作揃いで、ぼくたちもパワーに圧倒されました。
日頃触れることの少ない、ヒノキの切り株やチップがつくる空間をきっかけに
友達と協力しながら、計画的にものを作る、ということを学んでもらう事を狙ったワークショップでしたが
参加した子たちは積極的に関わり楽しんでくれて、とても良いひとときになりました。
最後に子供たちからご褒美に名札シールをもらいました!
みんな、ありがとう!!